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ポリフェノールとは?

ポリフェノールとは、植物がもつ色や苦みなどの成分の総称で、ほとんどの植物に含まれており、その数は5000種類以上にものぼります。
ポリフェノールの「ポリ」には”たくさんの”という意味があって、たくさんの「フェノール」という化学構造を持っているという意味になります。

ポリフェノールは、このフェノールの化学構造のように、ベンゼン環に複数(2つ以上)のヒドロキシ基(OH基)が結合した形を持っていて、このヒドロキシ基(OH基)には活性酸素やフリーラジカルを安定した物質に変える作用があります。
そのため、ヒドロキシ基(OH基)をたくさん持つポリフェノールには、活性酸素やフリーラジカルによる酸化から体を守る強力な抗酸化作用があるのです。


ポリフェノールの種類

ポリフェノールは植物がもつ色や苦みなどの成分の総称ですので、1種類ではなくたくさんの種類があります。
ほとんどの野菜や果物に含まれていますが、色の濃いものや苦みや渋味が強いものほどポリフェノールが多く含まれており、特に果実の皮や種に多く含まれています。
ポリフェノールは大きく分類してフラボノイド系とフェノール酸系に分けられています。


種類 多く含む素材 特徴
フラボノイド カテキン ワイン、茶、リンゴ、ブルーベリー 渋味成分
アントシアニン ブルーベリー、ブドウの実皮、ムラサキイモ 赤紫色の色素成分
タンニン 茶、赤ワイン、柿、バナナ 渋味成分
ルチン 柑橘類、ソバ
イソフラボン 大豆、葛
フェノール酸 クロロゲン酸 コーヒー 渋味成分
エラグ酸 イチゴ
リグナン ゴマ
クルクミン ウコン 黄色色素成分
クマリン 桜の葉、パセリ、桃、柑橘類 香り成分

フラボノイドはポリフェノールの重要成分

ポリフェノールのうちの約90%はフラボノイドに属しており、フラボノイドはポリフェノールの最も重要な成分です。
フラボノイドは、語源がラテン語の「黄色」を意味するflavusに、「〜のような」という意味のoidをくっつけたものであるように、植物の色素成分の1つです。
植物が紫外線から自身を守るために光合成によって作る成分なのです。


化学構造的には2つのベンゼン環を3つの炭素で結合したフラバンという骨格を基本構造に持つ有機化合物の総称で、このフラバン骨格へのヒドロキシ基(OH基)の付き方によって分類されます。
おもしろいことに、そのヒロドキシ基(OH基)の付き方の違いによって淡黄色、橙色、赤色、青色、紫色と色も変わってきます。


上の表のように、皆さんがよく耳にするお茶の渋味成分のカテキンや、目によいといわれるブルーベリーのアントシアニンなんかも抗酸化作用のあるフラボノイドなのです。
また、上のカテキンの構造式を見ていただくと、ベンゼン環にヒドロキシ基が複数結合していますので、ポリフェノールの一種であることもご確認頂けることでしょう。


ポリフェノールは、五大栄養素である蛋白質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルや食物繊維に次ぐ栄養素として非常に注目を浴び、多くの研究者によって研究が行われており、発見・開発された様々な種類のポリフェノールが医薬品やサプリメントとして使用されています。